院長挨拶

みなさま、こんにちは。院長の藤原正隆です。

1998年(平成10年)に開業してから、はや20年が経過しました。開業当初から使っていた藤原内科のホームページも、時代の流れとともに内容が古くなり、改定が必要でしたが、なかなかまとまった時間がとれず、改定が延び延びになっていました。今回、通信の安全性を確保するための修正を行うのを機に、ホームページの全面改定を行うことにいたしました。改定に当たって、ホームページのスマートフォン対応を手がけて頂いた、ラフリエさんにお手伝い頂くことにしました。

古いホームページは私が一から作り上げたもので、手作り感満載でなかなかよかったと自分では評価しているのですが(笑)、やはりプロフェッショナルが手を入れた精錬されたホームページの方が、私の伝えたいことがより早く、より正確に伝わると思います。もちろん内容に関しては、私自身が考え、編集したものであり、世の中によくある業者に「丸投げ」のホームページではありません。

これからは時代に即した内容を、できるだけ早く載せるようにしていこうと考えています。見て頂いたみなさまの疑問や質問にも答えていきたいと思っておりますので、温かいご支援をお願いいたします。

2020年3月

院長 藤原正隆
開業当初の写真と同じように撮ってみました。さすがに年月を経て、机の周りは書類やらなんやらで雑然としてきました。ただ画面に映る20年前の若々しい自分はどこへ行ってしまったのでしょう?頭が薄くなったのは仕方がないとしても、(お腹周りの)貫禄は、メタボリックシンドロームの指導をする立場としてお恥ずかしい限りです(笑)。肉体改造に成功した暁には、写真を入れ替えたいと思っております。

開業時のご挨拶

皆様、こんにちは。

私が院長の藤原正隆です。初めて藤原内科を訪れた方は、きっとこんな感じでお会いすることになると思います。

少し私自身のことをご紹介させていただきます。

私は昭和29年6月18日生まれ、午(うま)年です。私が生まれたのは蓼倉町ですが、昭和29年に、父(藤原茂夫。前理事長。平成11年2月27日没)が現在診療所のある高木町で耳鼻科を開業。私も成人するまでここで育ちました。中学、高校は洛星中学、高等学校に通いました。(第16期生)

大学は大阪府高槻市にある大阪医科大学を昭和55年に卒業。卒業後、故茂在教授(神経内科)の主催される第一内科に入局し、以後17年間のほとんどを大学病院で研修しました。専門は循環器疾患で、特に心エコー検査を担当していたこともあり、心臓弁膜症、先天性心疾患、心不全などを患っておられた患者さんを多く診せていただきました。しかし、私の属していた第一内科は、循環器だけでなく、神経内科、呼吸器、内分泌・糖尿病、肝臓、免疫・膠原病、血液など、多くのグループがあり、消化器疾患を除くほとんどの内科領域をカバーすることができたため、いろいろな患者さんをみる機会に恵まれ、貴重な経験を得ることができました。唯一私の専門外である消化器疾患については、私の家内で、大学時代の同級生でもある副院長(藤原祥子)が担当しており、腹部エコー、胃カメラ、胃透視、注腸、大腸ファイバーと、活躍してくれております。

 
開業当時のスタッフ

循環器専門を掲げておられる病院(診療所)の中には、「心臓以外の病気はお断り」という先生も中にはいらっしゃるようですが、そういう点でも藤原内科はどんな病気でも安心して受診することができます。

さらに、開業する前の一年間は、来るべき高齢化社会に備え、老人医療について勉強するために医療法人社団「行陵会」の大原記念病院にお世話になりました。大原記念病院は、病院(一般病棟、療養型病床群)、老人保健施設(博寿苑)、特別養護老人ホーム(大原ホーム)、(平成11年7月にはグループホーム(ウグイスの里)を併設)を隣接する敷地内に持つという、日本でも有数の医療・福祉・保健の総合サービスを押し進めている、いわば老人医療の最先端を行く病院です。そこでは看護婦、リハビリのスタッフを始め、若い職員が生き生きと仕事をしており、やる気と活力にあふれたすばらしい環境で、私自身も大変有意義な1年間を過ごさせていただきました。今後私も在宅医療に力を注ぎたいと考えていますが、この大原記念病院での経験がきっと役に立つと信じております。

平成10年6月から父の跡を継ぎ、「藤原内科」を開業いたしましたが、まだまだ至らぬところばかりで、来ていただいている皆様にはご迷惑をおかけしてばかりで申し訳ありません。しかしご指摘いただいたことには素直に耳を傾け、反省し、一歩一歩着実に前進していきたいと考えております。新しいことにも意欲的に挑戦するつもりです。どうか温かく見守っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

院長 藤原正隆