令和6年4月、全国健康保険協会（協会けんぽ）の未治療者への受診勧奨基準(*1)が変わり、血圧に関しては収縮期血圧160mmHg以上、拡張期血圧100mmHg以上が一次案内の対象者となることが示されました。これにより、「血圧の基準が緩くなった？」と勘違いされる方があり、お薬を飲まなくてもよいと自己中断する方があると聞いています。
(*1) https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4/cat405/sbb4052/info251031/
しかし、医療現場ではあくまで高血圧は「140mmHg以上／90mmHg以上」であり、140～160mmHg／90～100mmHgの方が、治療を受けなくて良いというわけではありません。この点に関して、日本高血圧学会から、一般向けに詳しい案内が出ておりますので、紹介しておきます。
https://www.jpnsh.jp/topics/791.html