あっという間に1月が過ぎ去ろうとしています。今年は暖冬と言われていて、確かに暖かい日も多いですが、寒波がやってくるとやはり寒いです。高齢者の中には、エアコンは嫌いだと夜は暖房を付けない方もあるようですが、夏と反対で寒さのために低体温症を起こす危険があります。先日も当院通院中の方から、夜中に震えが止まらないとSOSのお電話を頂いたこともありました。十分お気を付けください。
さて、節分が近づくと、気になってくるのが花粉症です。2023年の春はかなりスギ花粉の飛散量が多く、悩まされた方も多かったですが、今年はそれよりは少なくなりそうです。とは言っても、2023年の夏は猛暑で、雨も少なく、スギ花粉の飛散量が増える要素が揃っているため、例年の飛散量よりは多めになりそうです。まだ飛散量に関する情報は発表されていませんが、すでに症状が現れている方もあります。早めの予防投薬が症状の悪化を抑えるために効果があります。